アミノ酸
われわれの生命の誕生については、
原始海洋起源説、地球外起源説、原始大気起源説など
いくつか諸説ありますが、どの説を辿っても生命の源はアミノ酸だと言われています。
無限に広がると言われている宇宙の果てから落ちてきた隕石にも
アミノ酸が含まれていたことがあるそうです。
1969年夏、オーストラリアのマーティソンに落下した隕石には
微量ではありますが、アラニン、グルタミン酸、グリシン、ベーターアラニンが確認され、
地球以外の宇宙にも生命体が存在した痕跡と考えられています。
また、アラニンなどのアミノ酸が5億年前の三葉虫の化石から検出されるなど、
現在でも隕石や化石のアミノ酸から生命起源の謎を解いていけるのではと
考えられており、実際に研究も進んでいます。
アミノ酸は私たちの生命そのものを生み出すと言っても決して過言では無い、
非常に重要で欠かすことのできない物質なのです。
もちろん宇宙に生物はいるでしょう。
とはいえ宇宙のような無酸素で真空で-273度
という環境で生き物がいるとは考えにくいです。
だって、そんな何もない空気中(この表現も間違いですが)に居ても
何もすることがありません。
地球のようになんらかのウイルスが舞ってるわけではありませんしね。
ということで、なんらかの隕石に付着している、
ということは惑星に生息していると考えるのが自然でしょう。
それこそ地球のような感じです。
それを否定することはできません。
「私は見たことないから」というのも居ないというのを証明する根拠にはなり得ません。
もちろん、アミノ酸という生き物が隕石にいたのですから、
地球外にも生き物はいるという事は実証されています。